ヤマハ玄関ドアの塗装で失敗する事例
ヤマハ玄関ドア塗装で失敗する可能性がある場合のいくつかのポイントをご紹介します。
今回ご紹介するのは、ヤマハ玄関ドアの中でも、10年に一度見るかどうかの珍しい装飾が施されたタイプのドアです。
このホームページでは、個人のお客様向けに、情報を搭載しております。
しかし塗装とは縁のないマージン目的の仲介業者等、営利目的で弊社の情報を搾取する人等、誰もが同じように観覧できるので、画像をパクられたり悪用されることもあり困っています。
そのような業者さんは、お金をかけて検索上位に上がって来るのです。
何も知らないお客様はまんまとハマってしまって、良からぬ業者と関わってしまうことも少なくありません。なので、弊社では敢えて多くの情報をネットに載せないようにしています。
パクっても自分の技術にすればいいのですが、近年、世の中は変わってしまっており、苦労したくない。楽して儲けたい。との傾向がある人達にいいように利用されてしまうのも現状です。
そうなると、本物と、偽物をどのように見分ければいいのでしょうか?
ご理解いただけるようでしたら、引き続き以下の文章もお読み頂ければ幸いです。
30年程前から、ヤマハ製の玄関ドアは既に作られていません。。
貴重なドアなので、今後も少しでも多く、大事に残していけたらいいなぁとの思いで私達も日々努力しています。
(他のページも理由を載せています。ご参考にして頂ければと思います。)
ヤマハの玄関ドアの中にも様々な種類と素材があります。
パターンも様々あります。
@珍しい装飾が施されたヤマハ製の玄関ドア
A木地が硬く、丈夫で、綺麗な木目のあるヤマハの玄関ドア
B平均的な木地ですが、お客様のご自宅の環境に合わせた装飾、光が入る窓、高さの異なるドア等々です。
C又、プレミア付きの素材、施された塗膜が比較的ランクの高いヤマハ玄関ドアもあります。
これだけ豊富な種類の中で今回ご紹介したいのは、個人的にも装飾が気に入っているヤマハドアです。
木製玄関ドアの全てに当てはまる重要なことは、
「劣化した既存の塗料を全て落とすこと」です。
これは、20年以上前から私が声を大にして言って来ました。
既存の塗料を全て落としてからでないと、なにを塗っても長持ちしません!!
ここまでで、ご存じのない方は気が付いたかもしれません。
「落とすことが大事!!」
ただそれだけではありません。
その塗料を綺麗に、徹底的に、繊細に落とさなければ 意味がないと思っています。
とは言っても、古く、カチコチになった塗料を「落とす作業」は結構 骨の折れる作業なので、事実を知らない人も、そこそこ分かってはいても、
やはり楽な方法を選ぶ職人も沢山います。
今回はご紹介したい玄関ドアは、まさにその面倒な「落とし」作業が吉と出るか凶と出るか・・の瀬戸際パターンです(笑)
私の経験の中でも珍しいタイプのドアです。
弊社では、玄関ドアの再塗装は、既存の塗料を全て、確実に、綺麗に落としてから再塗装を始めます。
しかし、このような再塗装の多くの場合、長年の年月と共に、装飾の中までも初期の塗料のコーティングや、今までの塗り直し塗料(?)
塗り増し塗料(?)お手入れの中での塗料等、塗料増し増しのケースが少なくありません。
まぁ知識と経験がなければ、ガッツと根性だけではなかなか綺麗に落としきれません。
落としていくと、案の定、過去の施工者は既存の塗料を落とせていませんでした。
それどころか、残念な塗料が塗られてしまっていて、ウレタンコーティングで施工したかったのですが、諦めざる負えない結果になって
しまいました。
お客様に事情を説明し、「今回はオイル仕上げの他考えられない」とご理解頂きました。弊社の技術でも 無力な時がございます。
塗料選びの大切さを痛感しました。
複雑な装飾を始め、塗られていた塗料等、本当に参りましたが、お客様の為、この様なヤマハの貴重なドアの為、頑張りました。
声を大にして言いたいです。ただ塗るだけではないんです!